HUBBAが育んだコミュニティの力。バンコクのコワーキングスペースとコミュニティ事情は味わい深い。
バンコクのコワーキングスペース「 DISCOVERY HUBBA 」と2017年9月に誕生したデジタルマーケター向けのコワーキングスペース「 LINK Collaboration Space 」に遊びに行って来ました。緑が多くオープンな内観がすごく気に入ったので、写真と一緒にまとめます:)
DISCOVERY HUBBAって何だろう?
バンコクのコワーキングスペースで全力でおすすめしたいのが「HUBBA」。タイのスタートアップのエコシステムのキーパーソン、CharleとAmaritのCharoenphan兄弟が2012年に設立しました。現地のスタートアップはもちろん、海外のフリーランサーも利用する有名な場所になっています。
そんなHUBBAが2016年5月にオープンしたのが「DISCOVERY HUBBA」。バンコクのサイアム駅直結のショッピングモール、SIAM DISCOVERY4階と5階にあります。
入り口には大きな情報掲示板。
リラックススペースからはサイアムの街並みを見渡せます。もちろん昼寝も💤
コワーキングスペースを利用しているひとたちの写真が貼られているボード。
感想を一言「めっちゃオープン&オサレ!!!」
「Hey, How are you doing?🤝」とお隣同士で気軽に会話が始まりそうなオープンな雰囲気と緑がある内観が印象的でした。それでいて、コンドミニアムの一室かのように設備も整っているので申し分無し!🐠
4階は作業スペースで、フリーランスやスタートアップなひとたちが仕事をしていました。5階は会議室スペース。小会議室が2つと大会議室が1つありました。会議室の窓から普通にショッピングモール利用客がエスカレーターで移動している光景を見れました(笑)。
コンプラ。笑
ありそうでなかったデジタルマーケター向けのコワーキングスペース「LINK Collaboration Space」
DISCOVERY HUBBAをアテンドをしてくれたのは、元HUBBAコミュニティマネージャーPoyさん。(※余談ですが、以前ヌーラボブログでPoyさんを取材したことがあるのでよかったら見てね🙋)
そんなPoyさんが新たにコミュニティマネージャーとしてジョインしたのがRabbit Digital Group。デジタルマーケティングの支援をしているタイの会社で、日本の広告エージェンシーTYOとパートナーシップを結んでいるそうです。
そんな同社が9月に立ち上げたのが「LINK Collaboration Space」🐇 。マーケティングに関するナレッジをシェアすることで市場全体の底上げをしたいという目的のもと、フリーランスやスタートアップのマーケター向けに自社スペースを提供しています。
個人的に、競合になり得る社外のマーケターに自社スペースを提供するのはリスクがありそう、と思ったのですが、フリーランスのひとたちが対応しきれない案件や、逆にRabbit側で対応しきれない案件を相互に割振れることに加えて、良い人がいれば会社の採用にも繋げられるので、これはメリット多いなーと思いました。
そんなことはさておき。このLINK Collaboration Spaceも大きい倉庫を改築していたり、カフェスペースもあったりでなかなかおしゃれ。
バンコクらしさを感じたポイントとして、コワーキングスペースの中心に大木がドーン!!とあった点ですかね。圧倒される内観動画はこちらをどうぞ👇
LINK Collaboration Space is for all digital marketers! In the middle of the space there stands a tall tree🌳:) #coworkingspace #warehouse pic.twitter.com/wwip0f8Oo4
— 井上 美穂/MIHO (@fomifomi0207) 2017年9月19日
Rabbit Digital Gropuのロゴがうさぎちゃんなのは創業者が卯年だから🐇
会議室の名前は宇宙の名前!おしゃ。
大木がドーン🌳!!!
コワーキングスペースから生まれたコミュニティマネージャーという新しい仕事
イノベーティブな空気とタイらしい伸び伸びとした雰囲気が共存するバンコクのコワーキングスペースたち。
バンコクのスタートアップコミュニティを語る上で、HUBBAをはじめとしたコワーキングスペースの存在はもちろん、コワーキングスペースを支える「コミュニティマネージャー」が生まれた背景とその役割を見逃すことはできない、と個人的に感じます。
コワーキングスペースが新しい役職を作り、新しい働き方の選択肢を広げる。日本では見られないおもしろい仕組みが、ここバンコクで少しずつ形作られています。HUBBAやLINKが今後どのように進化していくのか、次のバンコク訪問の時もこの目で確かめたいと思います。👀
Thanks Poy!!!!!😆🌈