Homilog

たまに頑張る。

#CMC_Meetup vol.6 LT登壇「コミュニティから生まれるコンテンツの大切さ」についてお話ししました!

2017年10月4日に開催された「CMC_Meetup Vol.6: コミュニティマーケティングは国内外でなぜ注目されているか?」でLT登壇してきました。わずか6分~7分の登壇でしたが、自分の仕事を内省できた良い機会となったのでまとめておきます:)

LT資料はこちらからどうぞ!

「コミュニティマーケティングから生まれるコンテンツの大切さ-営業職がないヌーラボの場合-」というタイトルで、ヌーラボのコミュニティ活動とコンテンツマーケティングの関係性の概要をサクッとお話しさせていただきました!

speakerdeck.com

営業が一人もいないヌーラボとJBUG誕生のきっかけ

今年2017年で創業13年目を迎え、Backlog利用者数は78万人・Cacooは世界280万人と、グローバルにチームコラボレーションの輪を広げているヌーラボですが、実は創業当時から「営業職」がありません。

では、サービスはどのようにして広まっていったのでしょうか?サービスの特性やユーザーの属性など、諸々の要因はありますが、一番の鍵は「ファンによる口コミの力」だと思います。(この部分に関する詳しいお話しは、コンテンツマーケターの立場からコミュニティに何が貢献できる改めて考えた #cross2017b 登壇。 - Homilogをご覧くださいね。)

今回のLT登壇では、こうしたファンの方たちから具体的にどのような声があったのかを紹介しました。Backlogのユーザーグループ#JBUGは今年の5月に始動しましたが、そのきっかけは、BacklogラバーによるFacebookでの「Backlog、課題を後で読むリスト作れないの?毎回大量のタスクから探すのが苦痛」という投稿でした。

この投稿に対してなんと150件ものコメントが付きました。いかにBacklogを使ったタスク管理の効率化について熱心に考えを巡らせている人たちがいるのか、実感した出来事でした。

さらに、JBUGと並んでもう一つヌーラボが力を入れているのが「Geeks Who Drink Nulab(#GWD_Nulab)」と呼ばれるミートアップイベント。こちらは技術者向けのテックミートアップで、毎月福岡と東京オフィスで開催しています。

オフラインとオンラインの融合

こうしてヌーラボはJBUGとGWDの二本柱で、本格的にオフラインでのユーザーミートアップに力を入れることになりました。

コンテンツマーケティング的な観点からすると「ユーザーミートアップなどの活動で生まれるオフラインコンテンツ」は内輪に留まってしまったり、オンラインで発散されにくかったりする傾向にありますが、そこはしっかりとオンライン上で発散されるように意図的に工夫しています。

例えば、来場者の方にメモも兼ねてハッシュタグ付きでtweetしてもらったり、イベント後は必ず登壇者の資料を掲載したイベントレポートを作成して自社ブログで公開する、それを登壇社や来場者に送る、というようなことです。イベント中はもちろん、最後まで丁寧に参加者をフォローすることがオフラインとオンラインを融合したコンテンツ作りを活かす秘訣だと個人的に思います。

アウトプットを自然と作るために運営者ができること

ファンと直に触れ合うことのできるオフラインの場は、工夫次第ではまさにコンテンツアイデアの宝庫になると私は考えています。

ただ、参加者にミートアップで得たインプットを自身のブログやSNSでアウトプットしたいと自然と思ってもらうためにはどうすれば良いのでしょう。

これは私自身、まだ明確な答えが出ていないのですが、まず根本的なところで、参加者のニーズ(課題感)を汲み取ったテーマ設定と、ミートアップ後に参加者が解決策を得れたと実感できるようなコンテンツ設計(登壇者の選出含む)が重要なのではないかと考えています。

この点はいまだ模索中の課題でもあるので、他の施策なども含めて色々と検証していきたいです。

まとめ

CMC_Meetup は実は今回を含めて2回目の参加だったのですが、貴重な機会に大変感謝しております(+まさかの会場を間違えるという大失態をしながらも諦めずに向かって本当に良かった...🏃!!)。

イベント終了後に #CMC_Meetup でTwitterをサーチした所、コミュニティだけでなく、コンテンツについても言及している方が複数見られました。

今回、他の登壇者の方もコンテンツxコミュニティという文脈でお話しされていました。コンテンツマーケティングという役割がコミュニティにどのように貢献できるのか認知してくださる方が少しでも増えれば幸いです:)!

今回貴重な機会を与えてくれた小島さん、運営側のみなさんありがとうございました。お陰様で自分の仕事について内省ができ、思考が整理できました。コミュニティでご活躍されている方たちとの素敵な出会いにも恵まれました。次回のCMC_Meetupも心待ちにしております!:)

また、当日の模様は @MotoyasuYamadaさんがまとめてくださいました!当日参加できなかった方はこちらをどうぞご覧くださいね💪

togetter.com

サポーターズさん、場所の提供をいただきありがとうございましたー! #cmc_meetup pic.twitter.com/YBPAPSVuuO

— Hideki Ojima (@hide69oz) 2017年10月4日