居酒屋で会社の先輩と「もし今の会社を辞めるとしたら、その後何したい?」という話しをしていた(あくまでも思考実験なので、お互い辞める気はないけどね)。
もし、今の会社でコンテンツマーケティングとしての自分の目標が達成できて、チームもしっかりとできあがったら、そのままフリーランスとして独立するか、起業したいなぁって思っていた。今もその気持ちは変わらないけれど、「何を武器にして、どこを目指すのか」というところは、少しずつ変わってきている。
以前は、ライティングとコンテンツマーケティングに関するスキルを武器にして、生計を立てていければ良いな、って思っていた。言ってしまえば、強い野心、みたいなものは無かった。
そんな自分が、最近よく思うのは「自分のビジョンを実現するようなサービスを作りたい」ということ。
口でもうまく説明できないくらいぼんやりとしたものだけど、こういう世界を実現してみたいなぁ、と思い描くビジョンがある。
(居酒屋トークが白熱して、ちょっと頭の中が良い感じなので、忘れないように自分のビジョンを形作る材料を書き連ねてみる。以下とりとめない話しが続くので要注意)
例えば、科学技術が発達したことで、私たちの行動範囲は格段に広くなった。
数時間あれば、飛行機に乗って、海外で非日常を楽しめるようになった。
ドローンを使えば、飛行機に乗らずに、空を飛ぶことだってできる。
VRやARを使えば、何の変哲もない自分の部屋を”仮想空間”にすることもできる。
技術をうまく使いこなせれば、私たちはもっともっと遠くに行ける。
人類が決して立ち入ることのできなかった、隠された自然の神秘や雄大さに触れることだってできるかもしれない。
私は、ひとは自分の知らなかった世界を知ることで、考え方が変わっていく、と思っている。
それは、小学生のときに出会ったインターネットのおかげで、自分の知らなかった世界をたくさん知ることができた、という実体験があるから。
もちろん、100人中100人が、自分の知らなかった世界を知りたい、と思っているとは考えていないけれど、少数派でも良いから、自分の知らなかった世界を知る”きっかけ”を求めちるひとたちに提供できる仕組みを作りたいと思う。
こうして書いてみると、そういえばこのきっかけになりたいっていう考えはmeetripでツアーガイドをしていた時からずっと変わっていないなぁ、ってふと思い出した。
まだまだだいぶぼんやりしていて、未体験を体験できるVRサービスなのか、はたまた物理的なマッチングを生み出すサービスなのか、どんな仕組みを作るのが、私のビジョンに近いのか、はっきりしないけれど、共通しているのは、科学技術を用いて、ひとの体験を生み出すような仕組みを自分で作っていきたい、っていうこと。
もうこれ以上考えると意味不明なことを書いてしまいそうなので、今日の居酒屋トークから得たインスピレーションの羅列はこれにて終了しとこう。
2029年まであと12年。