【2/2観光と観光者心理の関係について】
▶︎観光者心理と観光行動の関係について
観光者心理の一般的特徴として「緊張感と解放感という相反するものが同時に高まるということ」と述べられている。
緊張感・・・外部環境の変化に常に対応する様に、心身を維持しようとする動きが要因
解放感・・・生活上の様々な束縛から解放され、心身が身軽であると感じる状態
旅行中の不安がもたらす緊張感は、普段よりも自分の感性を高める傾向に有る。
旅行中の解放感は、普段の生活では理性によって抑圧され、取らない様な行動を引き起こす事が有る。それが俗にいう「旅の恥はかき捨て」「衝動的購買」という行動を引き起こさせる。
▶︎観光者心理に基づく観光行動の類型
1、個人型ー教養目的型ー上り型(Up-ward)
*心情的違い・・・緊張優位
2、団体型ー慰安観目的型ー下り型(Down-ward)
*心情的違い・・・解放優位
(行動単位)
個人行動ー自分ひとりで行動するため、責任感と緊張感が高くなる。
団体行動ー見知らぬ土地でも、知人、友人と一緒のため緊張感は低い。
(旅行目的)
教養目的型ー何かを知る、学ぶ事を主目的とする。
慰安目的型ー気張らしや楽しみを主目的とする。
(行き先)※旅行者の個人的な主観による判断となる。
上り型ー先進地域。文化的、経済的に発展していると感じる地域。
下り型ー後進地域。文化的、経済的に後発していると感じる地域。
▶︎まとめ
後記する。