Homilog

たまに頑張る。

ロングセラーサービスは「飽くなき探究心」と「情熱」から生まれる

それで何よりだと思う。なぜなら、アイディアをヒットに変える簡単な方法を探している君が情熱を燃やすのは、金儲けだからだ。自分が描いたアイディアを、自らプロダクトや企業として立ち上げるなんてことは君にとってはどうでもいいことだ。

 
昨日コンビニで生活用品を買った時にふと思うことがありました。
 
世の中をよりよくするために生まれたサービス(物質的な製品も含んでいます)は、創業者が「これがあったら自分の生活が彩られるのに」とか「みんなの生活がちょっとだけ便利になるかもしれない」とかそういった動機で作られものではないかと。
 
世に出回るロングセラーサービスの発案者(創業者)が、どのような動機でそのアイディアを形にしようとしたかというと「これがあれば自分の生活が彩られるかもしれない」とか「これがあれば自分”たち”の生活が少しは便利になるかもしれない」という本当に些細なものだったのではなかったのか、と思ったんです。
 
つまり、何が言いたいかというと、一番最初にくる動機が儲けたいじゃないということ。もちろん、そういう動機を全否定するわけではないけれど、それをサービスの本質にするのは違う気がしました。
 
お金が一番の動機でない発案者にとって「お金」は自分の生活を贅沢にするものではなく、自分がさらなる挑戦をするための軍資金、のように考えているのではないでしょうか。つまり、お金に固執しておらず、物質的な幸せを求めていない気がします。
 
こういう人たちによって作られたからこそ、ロングセラーのサービスは”ロングセラー”になるのではないでしょうか。
 
つまり、何度も失敗を重ね、改良していくことで自然と質が上がっていく。そして、最終的には彼らのその努力がなんらかの形で報われていくのだと思います。
 
※冒頭の言葉はこちらから引用させていただきました。自分の価値観について考えさせられる良記事です。
 
まぁ、こう思うのは、わたし自身が、最低限の生活ができればいいと思うタイプで、ブランド品よりも自由であることやいろいろ挑戦できることの方がとても価値のあることだと考えているからかもしれませんが。
 
でも、輝きを失わないサービスというのは、作者の「飽くなき探究心」とそこから生まれる「情熱」によって作られると、わたしは信じています。