Homilog

たまに頑張る。

言葉で伝えるよりも絵にして伝えるほうが10倍難しいの!

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言葉だけで伝えるってなんて楽なんだ……
ってインフォグラフィック原稿を作っているとヒシヒシ感じる。

ちょっと語弊を招きそうなので補足すると、書く側の工数という観点からみたときに、書くだけの方が工数がかからないというニュアンスを込めて「楽」と言っているわけで、決して書くことなんてわたしにとってeasyだぜ!という訳ではない。
(むしろ”書く”ことだってまだまだままならないもの。)

工数がどれくらい違うかざっくばらんに考えてみると、いつもやっている取材記事制作だとわたしの工数は5〜6(残りは編集さんと校正さんね)。
一方、インフォグラフィック入りの取材記事制作となると、わたしの工数7〜8(デザイナーさんに後は任せる)とグッと増える。

インフォグラフィックの工数の内訳をみてみると…
取材1
文字起こし2
要点整理3.4
不明部分のリサーチ5
絵コンテ作り6-8
みたいな感じ。特にこの絵コンテ作り、骨が折れる折れる。まず、自分自身が先方が話した言ことをちゃんと理解しないとならない。
じゃないと、パッとみて読者に伝わるような絵なんて作れない。

よしこの枚数でいくぞ!と決まっても、書いていくうちにこれも付け足したほうがいい、あれもこれも…みたいに気づいたら当初予定していた枚数に付け足ししていってるという「お岩さん現象」が自然と起きているのだ。恐ろしい!

終わらない絵コンテ、終わらないリサーチ。
やっと完成した!と思ったら直しが入るという罠。

まさに底なし沼。

今回は初回だったこともあり尚更だったのだろうね。入門編のような構成だったら事前にウェブサイトとかで得た概要をもとに簡単なラフ画を作って、それをもとに話を進めたほうがよかったのかもしれないなぁ。

そうすればお岩さん現象はきっと防げるに違いない。あと実際に絵コンテつくる前に何枚作るのか、記事のどこにいれるのか?みたいなところもがっつり固めておいたほうが良さそう。


次回へ生かせることがたくさん。

インフォグラフィックライターとかできたらちょっとかっこいいよなぁ〜とか妄想しちゃった。