Homilog

たまに頑張る。

サンフランシスコからヨセミテ国立公園への行き方〜長距離列車に揺られながら〜

2018年11月2日から11月3日の1泊2日でヨセミテ国立公園に行ってきました。行きのドタバタ劇から、公園での素晴らしい自然体験まで、すべてが良い思い出になったので、忘れないうちにブログに書き記そうと思います。

この記事では「行き方編」として、サンフランシスコからAmtrakと長距離列車、YARTSバスを乗り継いで、ヨセミテ国立公園に行った方法をまとめます。

バスと長距離列車!サンフランシスコからヨセミテ国立公園の行き方

■行きのタイムスケジュール🕰

  • 6:30-6:45:USA Hostelsまでお迎え
  • 7:00:Amtrack Transbay Terminal着
  • 7:05:Amtrack Transbay Terminal発
  • 7:20:Emeryville駅着(列車名:San Joaquins)
  • 7:45:Emeryville駅発
  • 10:36:Merced駅着
  • 10:50:YARTSバス乗車 / Merced駅発
  • 13:05:Yosemite National Park到着(バス通過)
  • 13:30:Curry Villageにチェックイン

■その他メモ

  • California Parlor Car Toursを利用
  • 料金は往復で$158.00(ホテルまでのお迎え無しだと$120)*2018年11月時点
  • 片道7時間。時差ボケもあり体力的にきつかった
  • レンタカーで行けばよかったと思った

6:45-時差ボケが引き起こした行きのドタバタ劇

時差ボケのおかげで睡眠時間は約2時間。飛行機移動の疲れが全然抜けないまま、身支度を始める。

ピックアップタクシーを頼んでいたので、集合場所であるホテルの入り口に向かうも、運転手が見つからずに、焦る。

電話をすると近くにいるとのことで、なんとか合流できた。

本当はAmtrack Transbay Terminalまでの送迎だったけど「間に合わないから」とのことで、Emeryville駅まで送ってくれた。運転手さん、優しい。

Emeryville駅に向かう道中で、San Francisco-Oakland Bay Bridgeを通過。

橋を渡るときに見えた、夜明けの青空とオレンジ色の朝日が入り混じった境界線は、まるで水彩画のようだった。

7:45-3時間の列車旅。車窓から見えたやさしい光

無事にEmeryville駅に着いて列車を待つ。

サンフランシスコの列車は、日本みたいに線路とホームが明確に仕切られてない。

「誤って轢かれてもおかしくないな」とか思いつつ、新鮮だったのでたくさん写真を撮った。

列車に乗車。

Emeryville駅からMerced駅までは約3時間。長旅だ。

列車のボックス席には4人がけの大きなテーブルが備え付けられている。コンセントがあるのも嬉しい。

持参した朝ごはんのサラダを食べながら、車窓から広がる景色を堪能する。

朝日に照らされたスカイブルーの川は、白と黄色が混じった、やさしい色をしていた。

朝の慌ただしさからようやく落ち着きを取り戻す。

10:50-YARTSでヨセミテへ。そこから約2時間の長旅

列車の長旅が終わり、Merced駅についに到着。

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[乗ってた列車「San Joaquins」かっこいい。]

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[Merced駅。再会を喜びハグする人たち。]

Emeryville駅と比較して、Merced駅の周りには何も無い。

田舎だ。実家を思い出した。

バス停がなかったので、駅員さんに尋ねると「あそこらへんで待ってたら来るよ」とのこと。

アバウトな指示で、ちょっと不安になりながらも指定された場所で待っているとYARTSバスが到着。よかった。

バスの窓から見た町の景色は、サンフランシスコとはまったく違った。

その地域の生活を牛耳っていそうなローカルスーパー、同じ見た目の家が並ぶ住宅地、まっすぐ伸びる道路、寂れたガソリンスタンド。

「こういうのがアメリカの田舎なんだなぁ」とか思いながら、その景色も楽しんだ。

YARTSバスはいくつかの停留所で人を乗せたり、下ろしたりしながら道を進んでいった。

大型バスのくせに、乗客は両手で数えるほど。バスの運転手の給料が気になった。

途中でマリファナの臭いがした。

若者が吸っていたようだ。運転手が「やめろ」と注意していた。バス内でもマリファナを吸うなんて、さすがアメリカだ。

13:05-ヨセミテ国立公園についに到着!

そうこうしているうちに、バスはヨセミテ国立公園の入り口に到着。

運転手の「あそこに見えるのがEl Capitanだよ!」という言葉で、急いで窓の外を見ると、壮大な岩壁が目の前に広がっていた。

7時間の疲れが一気に吹っ飛んだ瞬間だった。

13:30頃に宿泊予約をしていたCurry Villageのロッジにチェックイン。

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絵本に出てきそうなこぢんまりとした木造の簡易ロッジ。

思ったよりも清潔で、ギンガムチェックの布団もかわいかった。

まとめ

以上、行き方編でした。

それにしても、サンフランシスコからヨセミテまでは長かった。

普段は見れない美しい景色を見れたり、列車旅ならではのドキドキ感を感じれたりしたのはとても良かったけど、7時間の道のりはさすがに大変だった。

サンフランシスコからヨセミテ国立公園に行くのは色々な方法があるけど、次回もし行くとしたらレンタカーで行きたい。

次回はヨセミテ国立公園内のハイキングや星空ツアーの感想を書きたいと思います。