言葉に対してもっと誠実に向き合おうと思う。
2015.8.27
昨日、剣道部時代からのともだちに会った。
そのともだちは、勉強もできて、剣道も強くて、頼り甲斐があるのに、みんなからいじられることの多い、いわゆるひとから愛されるタイプのひと。
もちろん、わたしもそんなともだちが大好きで、芯の強いひとだなぁ、ってずっと憧れていた。
久しぶりに会うことになったので、地元のおしゃれなイタリアンレストランに行くことに。
アンティーク調のインテリアが特徴的で、ジャズが流れる素敵なお店。
そこでゆっくり料理を食べて、2時間くらいお話をした。
驚いたことに、強いと思っていたともだちは、わたしと同じ悩みで苦しんでいた。
共通の悩みをお互いに分かち合い、それに対する解決策を話し合った。
答えは出なかったけど、悩みを共有できたことで、こんな感情を抱いているのは自分だけ、という孤独感が払拭されて、気持ちがとても楽になった。
バイバイをした後、自分で自分自身を振り返ってみた。
去年の8月から1年間全力で突っ走ってきた。
最近は少しずつスピードダウンしてきていて、おかげさまでいろいろなことを見つめ直すことができるようになっている、気がする。
走っているときの心情はきっと、止まるのは怖い、止まったら誰かに追い抜かされるっていう、実態の見えない恐怖と戦っていたんだなぁって、冷静に分析している。
見えない恐怖の正体は「他人」ではなくて「自分」だった、ということも今では何となくわかってきた。
それを気づかせてくれたのは、他の誰でもない友人という存在。
だからこそ、彼らに対してもっと誠実になろうと、心から思った。
LINEの文章一つでも、相手に自分の「ありがとう」の思いがちゃんと伝わるように
。絵文字に頼らないで、ちゃんと文章で思いを伝える努力をしようと、その重要度の高さを最近は強く実感している。